NFTについて知りたいけど、難しい説明が多くて理解できない。
この記事では、NFTとは何?という疑問に対してお答えします。
知識ゼロの状態でも理解できるように、図解を使ってわかりやすく説明します!
- NFTとは何か
- NFTの4つの特徴
- NFTの活用事例
- NFTの問題点
- NFTの買い方・マーケットプレイスについて
この記事を読めば、NFTのことが一通りわかるようになります。
有名なアーティストも続々と始めているNFT。
いち早く理解しておくと、好きなアーティストがNFTで作品を発表するとなった時でも、乗り遅れずに済みます。
ぜひこの記事を最後まで読んで、NFTの知識を深めてくださいね。
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NFTとは?
NFTはNon Fungible Token(非代替性トークン)の略です。
非代替性とは、替えがきかないという意味です。
例えば、1万円札はどの1万円札でも同じ価値なので、交換することができます。
一方、全く同じデザインのバッグが2つあったとします。
1つは通常販売で購入したシリアルナンバーの無いもの。もう1つは、限定販売で購入した世界で1つしかないシリアルナンバーがあるものです。
この場合、2つのバッグは同じものとして交換できません。
これが非代替性です。
絵画、家、土地、ナンバーのついた車なども非代替性なものの例です。
トークンとは、ブロックチェーンの技術を使ったデータの証明です。
上の図でいう、世界に1つしかないシリアルナンバーのようなものです。
デジタルデータとフィジカルな物(現物)を、代替性で分けると以下のようになります。
NFTは何がすごいの?
デジタルデータに、世界に2つとない唯一の番号をつけられるようになった点です。
これにより、デジタルデータの希少価値を高めることができます。
今までは、デジタルデータはコピーすることができました。よって、どれが本物か、所有者は誰かがわからなかったのです。
しかし、ブロックチェーンの技術により、1つ1つのデジタルデータに『このデータは本物』で『誰が所有してきて現在の所有者は誰か』という証明が刻まれるようになりました。
この証明は世界中で監視されているため、誰も改ざんできません。
NFTの特徴
取引ができる
代替不可で唯一性が証明されているNFTは、自由に取引ができます。
現在、様々なNFTマーケットプレイスがあり、誰でも取引が可能です。
誰でも作れて、何でもNFTになる
NFTコンテンツは誰でも作れます。
また、イラストのみならず、動画や音楽など何でもNFTコンテンツになります。
プログラムで自由に設定できる
NFTはプログラマビリティが高く、プログラム上で様々な設定ができます。
例えば、二次流通で作品が売れた際に、クリエーターに報酬(ロイヤリティ)が入るようにするというような感じです。
破損や劣化がない
NFTはオンライン上のデータなので、破損や劣化がありません。
実物のアートだと、壊してしまったり、時が経つにつれて劣化します。
NFTにはこのような心配がありません。
ただし、盗難の恐れはあるので、セキュリティ対策や仮想通貨ウォレットの管理はしっかり行う必要があります。
NFTの活用事例
さまざまな分野で活用されているNFT。いくつかの事例を紹介しますね。
- デジタルアート
- Tweet
- ゲームアイテム
- 音楽作品
- トレーディングカードゲーム
- 漫画
- アニメ
- ライブチケット
- 会員権
デジタルアート
NFTの代表例がデジタルアートです。
今までは、実物の絵画やアートしか所有できませんでした。
ブロックチェーンの技術により、誰でもデジタルアートを所有できます。
CryptoPunks
NFTアートの元祖とも言われるCryptoPunks(クリプトパンクス)。
一見普通のドット絵ですが、約30億円もの高値で購入された作品もあります。
Zombie Zoo Keeper
小学生が夏休みの自由研究で作成したアートに、380万円の価値が付きました。
Perfumeの振り付けを用いたアート
Perfumeの振り付けを3Dデータ化した作品。
Perfume結成20周年とメジャーデビュー15周年を記念して制作されました。
クリムト作の歴史的名画のデジタルアート
クリムトの世界的に有名な油絵『接吻』の高解度デジタルコピーが、1万個の複製不能なピースに分割されてNFTとして販売されています。
購入者はこの絵画の所有者として登録され、メッセージを載せてプレゼントすることもできます。
ツイート
Twitter創業者のジャック・ドーシー氏は、自身の最初のツイートをNFT化し、約3億円で落札されました。
トレーディングカード
アメリカのプロバスケットボールリーグNBAのトレーディングカードは、NFTを利用して作られています。
このデジタルトレーディングカードの中には各選手のハイライト動画が入っています。
また、韓国のアイドルグループBTSは、NFTを利用したデジタルトレーディングカードへの参入を表明しています。
韓国の男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」の所属事務所HYBE(ハイブ)がBTSに関連した非代替性トークン(NFT)販売に向け、同国最大の暗号資産(仮想通貨)交換業者と提携する。
Bloomberg
レストラン会員権
お寿司屋さんの年賀状と会員権が、NFTで配布されました。
NFTの問題点
法整備が整っていない
NFTは新しい技術のため、まだ法整備が整っていません。
現行の日本の法律では、デジタルデータのような形のないものに対する所有権は無いとされています。
ビットコインなどの暗号資産も同様に考えられています。
これからの法整備に期待です。
なりすましによるコピー作品が横行
NFTは誰でも発行できます。
本物のクリエーターになりすまして、コピー作品の販売もできてしまいます。
実際、OpenSea(NFTのマーケットプレイス)では、なりすましによる出品が後を立ちません。
現実の作品と同様に、本物かどうかを見極めて購入する必要があります。
手数料が高い
NFTの取引ではガス代と呼ばれる手数料がかかります。
ガス代が高騰しやすい点も問題点の1つです。
ガス代は需要が増えると高くなります。
そのため、今後ユーザー数が増えて需要が高まるにつれてガス代もさらに高騰することが予想されます。
NFTアートを売買する際は、ガス代も含めて予算を考えましょう。
価格が大きく下がる可能性がある
NFTアートは新しい市場のため、価格の変動が大きいです。
また、NFTアートを投資対象として考えている人もいるため、株価のように価格変動が発生します。
いきなり高額な作品を購入すると、値下がりした時に大きな損失となります。
NFTの問題点を理解しながら、少額から始めるのが良いですね。
NFTの買い方は?国内外のマーケットプレイスを紹介
NFTは主にマーケットプレイスで購入できます。主要なマーケットプレイスは以下の通りです。
海外のマーケットプレイス
- OpenSea
- LooksRare
- SuperRare
- Rarible
- Foundation
国内のマーケットプレイス
- HEXA
- tofuNFT
- コインチェックNFT
- 楽天NFT
- LINE NFT
NFTを始めるなら、ユーザー数&取引量ともに世界最大のOpenSeaを利用しましょう。
OpenSeaの登録方法は、OpenSea(オープンシー)の登録方法を3ステップで解説!の記事を参考にしてください。
まとめ:ざっくりと理解できたら、ぜひNFTの世界に飛び込んでみよう
この記事ではNFTについて説明しました。
NFTはNon Fungible Token(非代替性トークン)の略で、デジタルデータにつける世界に2つとない唯一の番号のようなものです。
- 取引できる
- 誰でも作れる・何でもNFTになる
- プログラムで自由自在に設定できる
- 破損・劣化しない
これらのNFTの特徴をいかして、様々な分野でNFTが活用されています。
- デジタルアート
- Tweet
- ゲームアイテム
- 音楽作品
- トレーディングカードゲーム
- 漫画
- アニメ
- ライブチケット
- 会員権
革命的に見えるNFTですが、一方で以下の問題点があります。
- 法整備が整っていない
- なりすましによるコピー作品が横行
- 手数料が高い
- 価格が大きく下がる可能性がある
NFTはまだまだ新しい市場なので詐欺が多いです。
自分の資産は、自分自身でしっかりと管理することが大切です。
ここまでNFTについて説明しましたが、NFTを知るには実際に体験することが一番の近道です。
今後、NFTはさらに身近なものになっていきます。
ぜひ早いうちにNFTの世界に飛び込んで、魅力を体験してみてはいかがでしょうか。