この記事では、仮想通貨の損益計算ツール「クリプタクト(cryptact)」について紹介します。
クリプタクトは、延べ利用者が10万人を超える損益計算ツールです。
取引情報を取り込むだけで損益計算が完了します。
クリプタクトを使うことで、時間と労力をかけずに仮想通貨の計算ができます。
時間が節約できれば、その分NFTのリサーチやDAO活に充てられますね!
とはいえ、実際のクリプタクトの評判や使い方なども気になりますよね。
この記事では、以下の内容でクリプタクトを説明します。
- クリプタクトの概要
- クリプタクトのメリット・デメリット
- クリプタクトの評判・レビュー
- クリプタクトの使い方
仮想通貨・NFTの損益計算をかんたんに済ませたい方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
NFTの損益計算にはクリプタクト!
クリプタクトは延べ10万人以上&多くの税理士事務所が利用する、国産の損益計算ツールです。
シンプルな操作性で、ややこしいNFT・仮想通貨の損益計算がかんたんになります。
\ 仮想通貨の計算がかんたんに! /
クリプタクトとは?仮想通貨・NFTの損益計算ツール
クリプタクトは国産の仮想通貨の損益計算ツールで、延べ10万人以上が利用しています。
仮想通貨・NFT・Defiに対応しているので、確定申告の準備にとても便利です。
クリプタクトの特徴
- 対応取引所数(100社)、コイン数(19,004種類)で業界No.1(2023年9月現在)
- 利用者10万人以上。口コミ等が多く情報が手に入りやすい
- 日本で唯一!Defi取引の自動計算機能
- 取引件数50件まで無料で利用できる
クリプタクトは対応取引所数・コイン数 業界No.1!ユーザー数が多く、情報も手に入りやすいです。
また、API連携やDefiの自動計算機能など、より使いやすいアップデートを常に行っています。
私自身、クリプタクト、Gax、Koinlyの3ツールを使いましたが、クリプタクトがダントツで使いやすいです!
他ツールとの違いを知りたい方は、以下の記事をチェック!
料金
プラン | 無料 | お試し | ライト | スタンダード | アドバンス |
---|---|---|---|---|---|
年額(税込) | 0円 | 8,800円 | 19,800円 | 33,000円 | 55,000円 |
年間取引件数 | 50 | 500 | 5,000 | 50,000 | 1,000,000 |
海外取引所の自動対応機能 | ✕ | ✕ | ○ | ○ | ○ |
カスタム取引・取引編集 | ✕ | ○ | ○ | ○ | ○ |
カスタム取引のサブカテゴリー利用 | ✕ | ✕ | ✕ | ○ | ○ |
DeFi取引の自動対応 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ○ |
取引履歴一覧ダウンロード | ✕ | ○ | ○ | ○ | ○ |
法人評価損益対応 | ✕ | ✕ | ✕ | ○ | ○ |
アップロード時のファイル容量 | 50MB | 50MB | 80MB | 80MB | 100MB |
詳細設定 | ✕ | ○ | ○ | ○ | ○ |
※プレミアムと億り人プランは掲載していません。
- 国内の取引所のみ
- 利用年間の取引件数が50件まで
- NFTやDefiの利用なし
上記のような方は、無料プランでOKです!
有料プランが必要な方は、以下の条件に当てはまる人。
- 50件を超える取引数
- 海外取引所あり
- NFT・Defiの取引あり
私は「海外取引所あり・NFT取引あり」なので有料プランを使っています。
とはいえ、登録は無料なので、まずは登録だけしておくと良いですよ!
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クリプタクトのメリット
クリプタクトのメリットは以下の4つです。
- 初心者にもかんたん
- 対応取引所・種類が多い
- Defi・NFTの自動計算機能がある
- サポートが手厚い
自動計算で初心者にもかんたん
クリプタクトは初心者にもかんたんに損益計算ができます。
私たち利用者がすることは、各取引所から取引履歴を取り寄せてクリプタクトにアップロードするだけ。
ややこしい計算はすべてクリプタクトが自動で行います。
仮想通貨を始めたばかりの初心者の方でも安心してに利用できます。
対応取引所・種類が多い
クリプタクトは対応している取引所数やコイン数が業界No.1です。
- 取引所数(100社)
- コイン数(19,004種類)
2023年9月現在
未対応の取引所やコインがある場合、手動での入力が必要になります。
手動入力はかなり手間がかかるんですよね…。
クリプタクトは対応取引所・種類が多いため、手間ひまかけて手動入力する量が少なくてすみます。
Defi・NFTの自動計算機能がある
クリプタクトにはDefi・NFTの自動計算機能があります。
これは、日本の損益計算ツールの中で唯一クリプタクトだけが提供している機能です!
ウォレットアドレスを入力するだけで、自動で損益計算ができます。
対応しているのは以下7つのネットワーク。
- BNB Chain/BNB Smart chain(BSC)
- Ethereum(イーサリアム/ETH)
- Polygon(ポリゴン)
- Avalanche(アバランチ)
- Fantom(ファントム)
- Optimism(オプティミズム)
- Arbitrum(アービトラム)
参考:クリプタクト公式サイト
この機能が使えるのはアドバンスプラン(55,000円)以上で安くはありません。
しかし、DefiやNFT取引をひんぱんに行う方にとっては嬉しい機能ですね。
サポートが手厚い
クリプタクトはサポートが手厚いです。
ヘルプページが充実しているため、分からない点があってもすぐに回答がみつけられます。
また、サポートデスクの返答も早いです。
私も以前問い合わせましたが、翌日にとてもていねいな回答がきました。
クリプタクトは自動計算でかんたんに使えます。
しかし、仮想通貨の損益計算自体がややこしいため、計算中にわからない点がでてきます。
そんな時でもクリプタクトは手厚いサポートがあるので、疑問点を解消しながら計算をおこなえます。
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クリプタクトのデメリット
次にデメリットを見ていきましょう。
- 取引数が多いと有料になる
- 海外取引所・仮想通貨ウォレットがあると有料になる
- NFTは手動入力が必要
取引数が多いと有料
クリプタクトは取引件数が50件を超えると有料になります。
仮想通貨の積立やNFTをしていると、取引件数はあっという間に増えます。
- ひんぱんに取引する方
- 毎日積立をしている方
- NFTを売買している方
これらの方は有料になる可能性が高いことを覚えておきましょう。
ただし、50件を超えたら勝手に有料になってしまうことはありません。
50件を超えた時に、有料プランにするかどうかを選ぶことができます。
なので、まずは無料の範囲で利用してみると良いですよ。
海外取引所やNFT取引があると有料
海外取引所やNFT取引がある場合にも有料になります。
ただし、海外取引所の計算が有料になるのはGtaxなどの他のツールでも同じです。
みなさん自身の取引状況によって、適切なプランを選ぶ必要があることを覚えておきましょう。
NFTは手動入力が必要
以下のプランの場合、NFT取引は手動入力(カスタム取引)が必要です。
- お試し(8,800円)
- ライト(19,800円)
- スタンダード(33,000円)
NFT取引の計算は1年分すべての履歴を確認しながら行うため、かなりの時間がかかります。
私は2022年は約300件あり、計算するのに数週間かかりました…。
ただし、アドバンスプラン(55,000円)以上だと自動計算機能が使えます。
とにかく時間を節約したい方は、アドバンスプランを検討すると良いですね。
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クリプタクトの評判・口コミ
実際に利用している方の口コミや評判を見ていきましょう。
イマイチな口コミ・評判もありますが、全体的には好評です!
イマイチという評判・口コミ
使い方がよくわからないという評判。
確かに、使い始めのころは戸惑いますよね。
ただし、クリプタクトは使い方の口コミも多いし、問い合わせもすぐに回答が返ってきますので安心して使えます。
NFTの売買は手動で入力が必要ですが、ここがとにかく大変なんですよね。
ただし、アドバンスプラン(55,000円)であればメタマスク連携が可能です。とにかく時間を節約したい方は、アドバンスプランを検討すると良いですね。
良い評判・口コミ
クリプタクトの良さがよく分かる口コミです。
短時間で正確に計算できるので、損益計算の大変さが解消されます!
API連携やDefiの自動計算機能など、より使いやすいアップデートをいち早く行ってくれるのはユーザーとしては嬉しいですよね。
問い合わせにすぐに対応してくれるのは本当に助かります。
ポートフォリオの管理としても優秀!
ひと目で保有資産がわかるので、管理する際に便利なんですよね。
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クリプタクトとGtaxの比較
クリプタクトとGtaxはどう違うの?
クリプタクトを検討している方は、Gtaxとの比較が気になる方が多いのではないでしょうか。
そこで、クリプタクトかGtaxを選択する際のポイントを3つご紹介します。
- 年間の取引件数
- 過年度分の損益計算の有無
- API連携対象の取引所の有無
年間の取引件数
基本的には年間の取引件数で決めれば良いです。
上記のテーブルを見比べて、あなたの年間取引件数で安い方を選べばOKです。
ただし、NFT取引で必要なカスタムファイルや、海外取引所がある場合には、対応しているプランを選びましょう。
- カスタムファイル
- クリプタクト:お試しプラン以上(8,800円〜)
Gtax:無料プラン以上(0円〜) - 海外取引所
- クリプタクト:ライトプラン以上(19,800円〜)
Gtax:ライトプラン以上(16,500円〜)
過年度分の損益計算の有無
仮想通貨の損益計算には、過去すべての取引履歴を取り込む必要があります。
過年度分の取引に対する、プランの適用方法は2社で異なります。
- クリプタクト
- プランの判断基準となるのは、最大の取引件数の年度分。
取引していた年ごとに料金は発生しない。1回の支払いで、年間契約中は過年度分も含め何年分でも計算が可能。 - Gtax
- 年度ごとに料金がかかる。
例えば、2022年分の損益計算をしていない場合で、取引件数が以下の場合。
- 2022年:120件
- 2023年:200件
クリプタクトは、最大取引件数の2023年でプランが判断されるため、お試しプラン8,800円となります。
8,800円で2022年・2023年の2年分の損益計算ができます。
一方で、Gtaxは年度ごとに料金がかかります。
よって、それぞれの年でミニマムプラン(8,250円)が適用され、合計16,500円となります。
2022年から本格的に仮想通貨やNFTを始めて、まだ全く損益計算をしていない場合には、クリプタクトの方が費用が少なくなる可能性が高いです。
API連携対象の取引所の有無
API連携の対象取引所の有無も判断ポイントの1つです。
API連携ができると、データ取り込みの手間がぐっとラクになります。
もしそれでも迷う場合には、クリプタクトを選ぶと良いですよ!
- 取引履歴をアップロードするだけでかんたん
- 対応取引所数・コイン数 業界No.1
- ユーザー数が多いので、情報が多く手に入る
以下の記事でクリプタクトとGtaxを徹底比較しています。
どちらのツールにするか迷っている場合は、ぜひあわせてチェックしてくださいね。
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クリプタクトを使わなくても損益計算はできる?
自力で損益計算はできるの?
結論からいうと、自力でも損益計算は可能です。
国税庁が仮想通貨の計算書を提供しているので、これを元に行うとよいでしょう。
参考:暗号資産に関する税務上の取扱い及び計算書について(令和4年12月)
ただし、自力で行うのはかなりの労力と時間が必要です。
なぜなら仮想通貨の損益計算は
- 取引履歴のフォーマットは取引所ごとにバラバラ
- 海外取引所を使用している場合、為替レートの計算が必要
- 仮想通貨同士の交換について、取引ごとに円換算して利益の計算を行う
このように、データをすべて取りまとめる必要があるためかなり複雑です。
さらに、せっかく手間ひまかけて計算してもミスが発生して計算しなおし…なんてことも。
その時間があれば、市場分析やDAO活など別のことができたはずです。
貴重な時間をムダにしないためにも、便利なツールを活用していきましょう!
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【無料あり】クリプタクトの使い方
クリプタクトの使い方は以下の3ステップです。
- クリプタクトに登録
- 取引所から取引履歴をダウンロード
- クリプタクトにアップロード
クリプタクトに登録
クリプタクトの公式サイトにアクセスします。
「無料アカウント登録」をクリックします。
メールアドレスを入力し、「送信する」をクリックします。
入力したメールアドレスに以下のメールが届くので、「メールアドレスを確認」をクリックします。
パスワードを設定して、「アカウント登録」をクリックします。
これでアカウント登録は完了です。
次にログインしていきます。
以下の案内が出るので、「総平均法」を選択します。
これで初期設定が完了しました。
取引所から取引履歴をダウンロード
次に取引所各社から取引履歴をダウンロードします。
今回は、bitFlyerとCoincheckのダウンロード方法をお伝えします。
bitFlyerの取引履歴ダウンロード方法
ビットフライヤーにログインし、「お取引レポート」をクリックします。
「お取引レポートのダウンロード」をクリックします。
以下の画面が表示されるので、スクロールダウンします。
csvデータの取引履歴を申請します。
申請から数分でダウンロードができます!
ダウンロードボタンをクリックし、それぞれのcsvデータをダウンロードします。
これでbitFlyerのデータダウンロードが完了しました!
Coincheckの取引履歴ダウンロード方法
Coinchceckにログインします。
「取引履歴」から「業界標準フォーマットはこちら」をクリックします。
月次のcsvデータをダウンロードします。
これでCoincheckのデータダウンロードが完了しました!
取引履歴のダウンロード方法は各社違います。
取引所ごとのダウンロード方法は、クリプタクトのヘルプページで確認できます。
アップロードをクリックします。
取引所を選択します。
ヘルプページでダウンロード方法を確認します。
クリプタクトにデータアップロード
取引所からダウンロードしたデータを、クリプタクトにアップロードしていきます。
取引所によって項目が違いますが、基本的なアップロード方法は同じです!
ホーム画面から「アップロード」をクリックします。
ダウンロードしたデータを、ドラッグ&ドロップしていきます。
最後に「アップロード」をクリックします。
これでアップロードが完了しました!
他にもアップロードするデータがある場合には、「アップロードを続ける」をクリックしましょう。
アップロードがすべて完了したら、損益を確認してみましょう。
取引件数が50件を超えると、以下のようにアップロードができなくなります。
この場合、有料プランにアップグレードが必要です。
「プランアップグレードへ」をクリックします。
「プランを変更する」をクリックします。
希望のプランを選択します。
支払い情報を入力したら、「支払いを確定する」をクリックします。
これでプランの変更が完了です!
NFTの取引の場合は?
NFTの損益計算の場合、カスタムファイルが必要なため有料プランになります。
国内取引所のみ・NFT取引ありという場合には、お試しプランで良いでしょう。
NFT取引の損益計算方法は、【NFTの確定申告】クリプタクトでNFT・仮想通貨の損益計算をする方法の記事で詳しく説明しています。
クリプタクトのよくある質問
ここではクリプタクトに関するよくある質問をご紹介します。
- 支払い方法はなにがありますか?
-
クリプタクトでは以下の支払い方法が選択できます。
- クレジットカード(VISA, Master, American Express)
- 仮想通貨決済(BTC, BCH, ETH, GUSD,USDC,PAX,BUSD,XRP)
クレジットカード払いは、JCBは利用できません。
また、仮想通貨については随時更新されるので、クリプタクト公式サイトで確認しましょう。
- クリプタクトへの支払いは経費扱いできますか?
-
経費として計上できる可能性は高いです。
ただし、最終的な判断は税務署に確認しましょう。
- 他社の損益計算ツールから乗り換えられますか?
-
可能です。詳細は公式サイトを参考にしてみてくださいね。
- クーポンなどオトクにする方法はありますか?
まとめ:クリプタクトで仮想通貨・NFTの確定申告をもっとかんたんに!
この記事では、仮想通貨の損益計算ツール「クリプタクト(cryptact)」について紹介しました。
- 対応取引所数(100社)、コイン数(19,004種類)で業界No.1(2023年9月現在)
- 利用者10万人以上。口コミ等が多く情報が手に入りやすい
- 日本で唯一!Defi取引の自動計算機能
- 取引件数50件まで無料で利用できる
仮想通貨・NFTの損益計算がかんたんになる、お役立ちツールです!
取引件数50件までは無料で利用可能なので、まずは登録して試してみると良いですよ。
クリプタクトの損益計算は以下の3ステップでできます。
- クリプタクトに登録
- 取引所から取引履歴をダウンロード
- クリプタクトにアップロード
レイアウトが見やすく、説明もていねいなので、すごく使いやすいです。
損益計算にかかる時間と手間を省けるので、その分NFTのリサーチやDAO活に時間が作れます!
まずは、無料登録から始めてみてくださいね。
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